悪性リンパ腫体験記 うつむかないで前向きに

B細胞型 濾胞性リンパ腫の闘病記。2007年発症から再発を繰り返し、2014年に非血縁者間同種骨髄移植を受けました。
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うれしいこと

今日はチョットうれしいことがありました。

抗がん剤治療5クール目の入院の時同室になった方からメールが届きました。

内容は・・・

「おかげさまで明日退院が決まりました」との事。

入院中多くの方と親しくさせていただきましたが、特にこの方とは仲良くさせてもらいました。


彼は僕と同じ悪性リンパ腫だったのですが、その種類は「リンパ芽球型リンパ腫」というもので、僕の「B細胞濾胞性リンパ腫」とはまた違う種類でした。

また、骨髄浸潤も見られステージは4。

非常に重い症状でした。

僕が入院した時はちょうど1クール目の治療を終え、骨髄抑制期間も過ぎたところだったようです。
白血病と同じ治療をするとの事で、初回は強い抗がん剤を投与したため無菌室でしばらく過ごしていたようです。

僕の入院していた大学病院は、県内中から患者さんが集まるところで、彼も遠く離れた地元から治療のために入院していました。

家が遠く離れてることもあり、家族の方もなかなか面会に来れず、一人で辛い治療に耐えています。
抗がん剤による強い副作用・病気への不安も抱え、耐えていた彼でしたが、やはり知らない土地でたった一人で治療を受けていることがつらかったそうです。

精神的にもかなりまいっており、精神状況がおかしくなっている時、僕は彼と会いました。

ベッドが隣同士でしたが、カーテンで仕切られています。
初めはそのカーテンを開けることがありませんでしたが、窓際の僕は日差しが彼のベッドに届かないことが気になって「カーテン開けます?」と聞いてみました。

これが彼との最初の会話。

これまでは同室の方皆、あまりカーテンを全開にしたがらない方ばかりでした。


それからいろいろ話しました。
病気のことはもちろん、住んでいる地域の話、仕事、趣味などなど・・・。


ほぼ1日中会話を弾ませていました。

話していると普通の人と別に変りはないんですが、精神状態としてはかなりひどかったようです。

精神科のカウンセリングを毎日受けており、精神安定剤も服用していました。

血液内科の先生からは、今の精神状況では2クール目の治療を始めることができないと言われていたそうです。
強い抗がん剤を使うため、副作用も強いことが予想され、それに耐えれる状態ではないと判断したそうです。

僕は家が近いこともあり、毎日嫁が面会に来てくれてます。
友人もちょくちょく来ますし、一時退院もできます。
そんな恵まれた環境で治療していましたが、彼の場合まったく逆でした。

知らない土地、たった一人で受ける治療、耐える副作用、話す人もいない。

僕が同じ立場でもやっぱり精神的におかしくなるでしょう。
なのでできるだけ彼と話をして、彼の気を紛らわせていました。


病院食がマズイので、二人でよく病院の食堂に食べに行ったり、うちの嫁にお弁当を買ってきてもらったり。
気晴らしに病院内を散歩したり。

僕もこの入院期間は彼のおかげで楽しく過ごすことができました。

ある日の夜、飲んでいる眠剤が効かなく眠れないと言うので、夜中二人で病棟のロビーで話をしたこともありました。
長く付き合っている彼女がいるが、こんな病気したことで迷惑掛けている。また病気が原因で結婚できないんじゃないか。
また銀行員の彼でしたが、病気が治っても復職できないんじゃないか。など。
いろいろ悩んでいることを話してくれました。

とは言っても大したアドバイスができたわけでもなく、ただ僕は彼の話を聞いてあげることしかできませんでしたが・・・。
それでも溜まっていたことを話すことが出来てスッキリしたようです。

・・・そんな所を看護士さんに見つかって怒られてしまいましたが。。。


そんな感じで約2週間、何をするにも彼と一緒に過ごしてきましたが僕の治療も終わり、一時退院しました。
その時彼はまだ次の治療ができないままでしたが。
「次の入院でも同じ部屋になれると良いね」なんて話をして退院しました。


そして6クール目の入院の時。
彼と同じ部屋になることができませんでした。

・・・・・・と言うか彼の名前がどの病室にもありません。

ただ、退院前に「もしかしたら一時退院できるかもしれない」と言っていたので、退院してるのかなっても思いましたが。

別の親しくしていた方に聞いてみました。
「○○さんってどうしてる?退院したのかな?」

「あぁ、なんか精神的にかなりまいってたみたいで、病棟変ったらしいよ。なんか今は精神科に入院してるみたいだけど・・・。」



・・・・・・



そうかぁ、やっぱり改善は難しいのか・・・。


精神科の病棟は許可がないと面会できません。
まして違う病棟の入院患者が面会に行くことなんてまずムリな話なので、その後の彼がどうしてるかはもう知ることができません。

ただ、治療ができないって話を聞いていたので気になってました。
精神的な部分もそうですが、肝心の悪性リンパ腫が進行してしまうんじゃないかって。。。

そして僕は無事治療も終わり退院したわけですが、その後彼と連絡とっていませんでした。

あれから7か月が過ぎ、今日突然のメール。


「明日退院が決まりました」


なんか自分のことのようにうれしく思いました。

あんなに苦労した治療が報われた瞬間。

良かった、無事治療を受けることが出来ていたんだ。


そして実感。

悪性リンパ腫ってガンは、やっぱり治療効果があります。
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